2009-01-01から1年間の記事一覧

久慈川河口の夕暮れ

福島から続いている阿武隈山脈は久慈川河口付近で終わり、 その対岸から関東平野が始まります。 今年の夏は今一つすっきりしません。 湿気が多いせいか、夕暮れ時薄赤い光があたりを染めました。 山裾のあたりは常陸国風土記にも出てくる真弓という地区です…

雨後の袋田

奥久慈の袋田の滝は落差と幅を兼ね備えたスケールの大きな滝です。 先週末の袋田は水量が豊富で、迫力のある姿をみることができました。 これは最下段部。 丸い優雅な曲線を持つ岩肌が、この日は流れ落ちる水に覆われていました。 (クリックすると大きくな…

出発

娘がアジアに出発した。 大学で入ったボランティアサークルの活動だという。 去年の今頃は受験ストレスと夏バテで激やせしていた。 だいぶ回復したようだが、高2のコロちゃんの頃と比べるとまだ ヨワヨワしい。 皆の足手まといになるんじゃないのと翻意を促…

虹のかけら

帰宅途中の電車の窓から虹が見えた。 東長崎の町並みの向こうから、二本の虹が真っすぐに立ち上がっていた。 家についてすぐカメラを持ち出した。 もう上空には虹は無かったが、ビルの上に消える寸前の虹が わずかに見えた。 後ろから声をかけられて振り返る…

石神井今昔(その4)

次の写真は昭和31年の石神井商店街の写真です。 写真1 この写真が商店街のどのあたりか、しばらく見当がつきませんでした。 電信柱の矢崎医院(駅の北口に現存)の看板も、右側のキャラメルとかかれた看板、 森永アイ(スクルーム)という幟も、場所を特…

石神井今昔(その3)

たまたま入手した「昭和30年・40年代の練馬区」に出ている石神井の古写真と今の 姿を比較したいとおもってこのシリーズを書き始めました。 比較するには写真がどこでどの方角に向かって撮影されたか特定が必要になります。 写真の中から特定の手がかりに…

石神井今昔(その2)

石神井公園の三宝寺池周辺は武蔵野の自然が残る場所として よく知られていますが、下の写真はその三宝寺池に在ったプールです。 大きい。 日本初の100mプールだそうです。 100mの競泳用プールなんて聞いたことがないですけど。 1918年に府立第四公衆…

石神井今昔(その1)

最近移り住んだ石神井駅近辺の昔の様子を知りたいと思って、 ネットで探してみたのですが、あまりまとまったものが見つかりませんでした。 幸いこの6月に「昭和30年代、40年代の練馬区」という写真集が 出版され、入手することができました。 場所を特…

石神井公園 残照

家に帰りつくころ、西の空に夕焼けが見えたので 急いで石神井公園に向かいました。 ちょうど太陽が池の向こうに沈みかけたところで、 空の様子が刻々と変わっていきました。 東京の梅雨明けももうすぐです。

梅雨の海

東京は梅雨空の日が続いている。 海の匂いをかぎたくなって、日曜日の午後茨城の海岸に出かけた。 小さな漁港につくころ、雲が薄くなり薄日が差し込んだ。 (クリックすると大きくなります) 海岸の天気はめまぐるしく変わる。 海上に霧が立ち込め、薄暗くな…

秋田からさくらんぼが届いた

今年も秋田のいとこからさくらんぼが届いた。 秋田のさくらんぼは、山形産が最盛期を過ぎたころにシーズンを迎える。 よく熟したものを送ってくれるので、甘くておいしい。 今は発送から24時間もかからないうちに手元に届くので、産地と 同じ味を味わうこ…

石神井公園北口の風景(その1)

今日は再開発の進んでいる北口を回ってみます。 先ずは北口のロータリー。 高架工事が進み、姿かたちがはっきりしてきました。 左側の高架の下は南口に続く幅広い通路となるようです。 改札口は(たぶん)バスが止まっているあたりの左前方。 工事の進み具合…

石神井公園南口の風景(その4)

今回は銭湯「豊宏湯」のあたりから路地裏に入ってみます。 まずその「豊宏湯」の裏手。 大量の薪が積まれています。 重油ボイラではなく今でも薪でわかしているということですね。 もう少し暑くなったら、夕方に銭湯に行って帰りにビールを買う、 公園から吹…

荒木経惟 「幸福写真」

3年前に出版された写真集。 まずはアラーキー語録から 「イイな、と思う写真には、やっぱりお互いに何かを感じあっている ところがちゃんと写っている。 親子、家族、恋人、夫婦、お互いの愛しい気持ち、仕種が写っている。」 この写真集に登場する人たちは…

石神井公園南口の風景(その3)

駅前通りと石神井公園通りの交差点まで戻り、 駅を背に直進することにします。 アーケードには「こうえんのさんぽみち」という名前が出ています。 この通りにもいろいろな店があります インドカレーの店SIRZANA。 ナンがおいしい。 焼きたてパン工房「マルジ…

石神井公園南口の風景(その2)

昨日の八百屋の前あたりから商店街です。 写真の左上にパークロードという看板が見えます。 地元の人は駅前通りとよんでいるようです。 それはともかく、私鉄沿線の一般的な商店街、ですね。 日高屋とか、和民、牛角など、どこにでもある店が軒を連ねていま…

石神井公園駅南口の風景(その1)

石神井公園駅では線路の高架化工事が進んでいます。 北口は工事の影響ですっかり様子が違ってきました。 そのうち南口でも工事が始まると思いますので、 その前後の街の様子を記録しておこうと考えています。 手始めに今回は石神井公園駅南口(公園側)とそ…

さくらんぼ 桜桃

今日は太宰治の生誕100年の日。 夕方、三鷹の禅林寺に立ちよりました。 禅林寺には太宰の墓があります。 津島というのは太宰の本名ですね。 赤いのはさくらんぼ。 桜桃忌にちなんでのことでしょうが、あまり品が良くない。 夕方にも関わらず、墓前には結構な…

高山秀子 「追憶の藤沢周平 - 留治さんとかたむちょ父ちゃん」

「かたむちょ」とは頑固、いじっぱりという山形弁である。 この本に登場する「かたむちょ」は著者の父上である高山正雄さんである。 藤沢より17歳ほど年上で、藤沢は「父ちゃん」と呼んで終生慕い続けた。 藤沢は15歳になって鶴岡中学夜間部に入学すると同時…

梅雨の晴れ間

曇の切れ間にほんのり色づいた夕空がのぞいた。 石神井公園の周りではアジサイや昼顔が咲いている。 明日は三宝寺池に行ってみよう。

蓮の咲くころ

三宝寺池の蓮が今年も白い花をつけはじめました。 [[attached(1,left)] 蓮の花を見るといつも祖母のことを思い出します。 朝早く行くとポンといって花が開くのだよと教えてくれた祖母。 あれはまだ小学生の1-2年のころのことだったろうか。 高松の池の近く…

収穫

地面に落ちる梅の実が日ごとにおおくなっています。 今朝少し早く起きて収穫作業をしました。 梅の実の収穫は、地面にマットを敷いて棒のようなものでたたき落とす と何かで読んだ記憶があります。 マットにかわるものはありませんので、傘をさかさまに使う…

梅の実

梅雨の季節が近づいています。 きのうも夕方から雨がぱらつきました。 家の中には引っ越し荷物の入ったダンボールがまだ残っていますが、 それでもなんとか生活できるようになってきています。 今度の家の玄関わきには梅の木があり、たくさんの実がなってい…

お引っ越し

このところブログの更新が滞っています。 実は引っ越しをすることになり、その準備におわれて ブログに手がまわらなくなっています。 色とりどりの花が咲き、初夏のイベントがあちこちで始まっているというのに、 引っ越しにまつわるバタバタで毎日が過ぎて…

みかんとリンゴ

見たことがあるようで見たことがないもの。 私にとってはそれがみかんの花。 先日近所の園芸ガーデンで初めてお目にかかった。 花が開くと下のようになるらしい。 花は小さいのだけど、花ビラが思いのほか厚い。 一方リンゴの花は小さいころからなじみが深い…

こどもまつり

石神井公園を通りかかったら、子供が木からぶら下がってました。 なんですかと聞くと、ツリークライミング、今日は練馬こどもまつりとのこと。 ツリークライミング、早く言えば木登りですね。 こっちでは女の子が風船に絵をかいてます。 風船ふくらましに挑…

石神井のお祭り

だいぶ旧聞になってしまいましたが、4月23日にあった 石神井の照姫祭りの写真です。 ローカルなお祭りですが、それでも地元は結構もりあがっています。 この御方は豊島泰経。 あの太田道灌に滅ぼされました。 その時次女の照姫が三宝寺池に入水したという伝…

石畑の棚田

3日、茂木町入郷石畑(いりごういしばたけ)の棚田に行ってきました。 日の出の頃は靄(もや)がかかっていましたが、 6時をすぎるとあたりがうっすらとピンクに染まりました。 (写真じゃ、分かりにくいですね(笑)) ここの田圃は畦の曲線がとても優雅で…

ネモフィラの丘

「ひたち海浜公園のネモフィラ、一度は見たいわネー」と 相方がいうものですから、土曜日に行ってきました。 海浜公園の中でも海に近い砂丘がネオフィラに埋め尽くされています。 丘の上には鐘の順番を待つ子供たちが長い行列を作っていました。 菜の花の中…

つつじとしゃくなげ

神代植物公園といえばバラ。 先週の日曜日はノバラがチラホラ咲き始めたばかりで、ほとんどのバラは まだつぼみ。 かわりにつつじとシャクナゲが見ごろ。 この数日の陽気でバラもそろそろ開き始めたかもしれませんね。