2010-01-01から1年間の記事一覧

日だまり

今年もいろいろなことがあった。 家族構成も変化したし、会社も変わった。 そして広重ツアーで東京中を歩いた。 あまりいい写真も撮れなかったけど、まあいい年だったと思う。 その年もあと2時間ばかり。 明日の朝、7時までに目が覚めたら初富士を撮りに行…

マイピクチャが消えたこと

先日ハードディスクのディレクトリー情報が飛んでしまったこと、 FileScavengerで回復できたことを書いたが、この話にはまだ後日譚がある。 写真管理に使っているPicasa を立ち上げると、写真が全く見当たらない。 どうやらWindowsの「マイピクチャのアドレ…

石神井の夕富士

今日は石神井もぐんと冷え込んで、師走の風が吹き抜けた。 こんな日は富士山がくっきり見える。 夕方、いつもの撮影ポイントに出かけた。 今日は先着のかたが一人。 ここ一週間、毎日ここで富士山を狙っているという。 今日は雲がなくてあんまりいい写真がと…

サンタ サンタ サンタ ……

六本木のサントリー美術館の近くにて

石神井の地面に立って富士山が見えた

東京も区外に行けば地面に立って富士山を見ることができるが、 23区内ではビルや木立がじゃまになって、なかなか難しい。 以前から石神井公園の近くで富士山が見えるかもしれないと期待していた 場所があり、夏ごろから何度か足を運んでいた。 これまで雲や…

クラッシュ!

先日家に帰ってパソコンを立ち上げると、アイコン類の背景にあるはずのデスクトップ画像が表示されない。 画像を格納している外付けハードディスクをクリックすると、「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」というメッセ…

広重名所江戸百景 深川編(68、69、106、107景)

23日の広重ツアーは地下鉄東西線の門前仲町駅を起点に、東に向かって 広重の足跡をたどった。 最初に向かったのは富岡八幡西隣り、現在の深川公園の付近である。 広重はここで第68景「深川八まん山開き」を描いている。 富岡八幡の別当寺であった永代寺の庭…

秩父の秋(2)

西善寺のあと、荒川に沿って遡ってみました。 三峰口をすぎ、大滝温泉の少し手前がちょうど見頃。 まさに錦秋。 谷川にかかる木々も見事なグラデーションです。 もう少し足を延ばせば中津川渓谷ですが、渓谷に日がとどかなくなってきました。 今年はこの紅葉…

秩父の秋(1)

朝食の最中に「今年は紅葉見物に行けそうもないわねー」という 声が聞こえてきて、急遽秩父に出かけることになりました。 秩父の紅葉はピークを過ぎていましたが、 道の駅で聞いた西善寺に回ってみると、これが当たり。 見事なモミジです。 (クリックで拡大…

石神井公園の紅葉

石神井公園では桜の葉が色づいて、ちょうど見頃を向かえています。 隣の三宝寺池の周りのコブシや欅の黄葉も進んでいます (クリックで拡大します) 例年に比べて今年は色づきが鮮やかです。

秋の日に

春に長女が嫁いでいった。 そして二人目も結婚が決まり、今日相手方の親と顔合わせをした。 そう遠くないうちに三人目もそういう時期を向かえるだろう。 我が家もバタバタと子供たちが家を出ていく時期を迎えているのだ。 それで寂しいかと自分に問いかけて…

ひかり

二階の雨戸をあけると、光がどっと流れ込んできました。 海辺に出てみました。 岬が光の帯の上に浮かんでいます。 (クリックで拡大します) 海の上に、新しい道路が伸びています。 (クリックで拡大します) 変化の少ない田舎でも、少しずつ景色が 変わって…

広重名所江戸百景ツアー  品川宿の巻

10月の中旬、ツアーで旧東海道、品川宿あたりを歩いた。 京浜急行の青物横丁駅を降り、東(海岸方向)に100mほど歩くと、 旧東海道にぶつかる。 このあたりは南品川と呼ばれ、品川宿の南の入り口にあたる。 交差点に近い品川寺(ほんせんじ)から、北のJ…

ネットラジオ

家でラジオを聞く習慣がなくなった。 数年前までは朝はラジカセを付けっぱなしにして、 ごはんを食べながら天気予報やニュースを聞いていた。 引っ越しの時にどこかにしまいこんだのか、それとも子供が 大きなって生活のリズムが変わったせいなのか、ラジオ…

広重名所江戸百景 -「都心河川百景クルーズ」 (その3)

水道橋を過ぎ、飯田橋の手前まで行きますと川が分流しています。 真っすぐ行くと神田川の上流、この日は左に曲がって日本橋川に入ります。 神田山の掘削以前はこちらが本流です。 日本橋川にもたくさんの橋がかかっていますが、 無粋なことにどの橋も高速道…

広重名所江戸百景 -「都心河川「百景」クルーズ」 (その2)

万世橋の先の昌平橋をくぐると、御茶ノ水の渓谷に差し掛かります。 最初に目に飛び込んでくるのは聖橋の美しいアーチです。 左側の崖の上には中央線・総武線が走っており、アーチの付け根あたりに 御茶ノ水駅のプラットフォームがあります。 一方アーチの右…

広重名所江戸百景 -「都心河川「百景」クルーズ 」(その1)

広重ツアーのオプションとして、神田川から日本橋川あたりをぐるりと 回る船旅に参加しました。 今回はカミサンも一緒です。 ルートはだいたいこんな感じ。 出発地は神田川河口に近い浅草橋付近です(地図の右上)。 このあたりは江戸の頃は船宿や料理屋が並…

始めての泉岳寺

先日の広重ツアーの前に、少し時間があったので、 赤穂四十七士で有名な泉岳寺に寄ってみました。 学生の頃、近くに住んでいた友人とこの辺りはよく歩いたのですが、 泉岳寺の境内に入るのは初めてです。 高輪の海食崖を僅かに上がった小高い所に、四十七士…

金木犀のある路地

駅からの帰り道、商店街を抜けると金木犀の香りが漂ってくる。 最後の角を曲がって路地に入ると、からだ全体が香りに包まれる。 香りの空間を歩いている感覚、いつもの道とは違う不思議な感覚。 今朝は明け方から小雨がぱらついている。 金木犀の匂いもいつ…

広重名所江戸百景 「第72景 はねたのわたし弁天の社」

梅雨から夏過ぎまでおやすみになっていた広重ツアーが再開した。 今回はツアーの中で最南端コースである。 先ず向かったのは多摩川の河口付近。 右側が川崎、左に見えている白い建物は羽田飛行場のターミナルハウス。 カメラのアングルをもう少し左に振った…

「いまひとたびの」  志水辰夫

「つばくろ越え」のあと、志水辰夫をまとめ読みしている。 この本も10年ぶりに棚から取り出した。 9つの話からなる中編小説集である。 いずれの話にも死の影がちらつく。 主人公がガンを病んでいるたり、会社の同期仲間の死、 恋人の死、母の死などが取り上…

アゲハ

10月になった。 雨模様の日が多いが、陽がさすとアゲハが飛んでくる。 庭木のてっぺんあたりでヒラリヒラリとやっているのが、 二階の窓からよく見える。 こちらはヒョウモンの仲間のようだ。 今年は夏の間庭の手入れをしなかったので、つる草が庭木の てっ…

島田荘司 「写楽 閉じた国の幻」

写楽探しを題材にした680ページを超える大冊小説である。 現在、写楽の正体を決定付けるような証拠はないが、太田南畝の著書など から阿波藩の能役者斎藤十郎兵衛説が有力と考えられている。 作者はこれを否定し、新説を唱える。 十郎兵衛の周りには絵を…

卒寿のアルバム

卒寿の記念に花のアルバムを作って皆に送りたい、でも写真の枚数が 足りないんだよ、今年は暑くてどこにも行けなかったからね、と父が言う。 じゃあということで南足柄に芙蓉だとか彼岸花を撮りに二人で出かけた。 今年の彼岸花は開花が遅れ気味らしく、やっ…

ミニ棚田の秋

東京都町田市の北西部小野路の谷津に小さな棚田があります。 田んぼでは稲が色づき、トンボが飛び交っています。 谷津の奥の棚田はもうしばらく使っていない様子で、 土手の形が崩れかけています。 伊豆や千葉の棚田では農業ボランティアがはやっているそう…

芙蓉咲く

南足柄市千津島の農道沿いで芙蓉の花が咲き始めました。 芙蓉の白は気品があります。 ピンクも美しい。 初秋の空に向かってすくっと伸びる立ち姿も 見事です。

松井今朝子 「そろそろ旅に」

青年期から東海道中膝栗毛を出す直前までの十辺舎一九を描いている。 一九は洒脱な性格で、画才・文才にも恵まれている。 常に人に愛され、女に惚れられるが、一か所に落ち着くことができない。 故郷静岡を捨て、大阪町奉行の寵臣、材木問屋の婿、江戸では質…

2010高円寺阿波踊り(4)  フィナーレ

9時が近づくと、踊りが一段と熱を帯びる。 「連」が一続きに繋がり、観客が踊りに混じり始める。 今年も高円寺の阿波踊りがこうして幕を閉じていった。

2010高円寺阿波踊り(4)  男たちの夏

男たちを並べてみると、やっぱり地味ですね。 YouTubeで探した動画で、せめての景気付けを。

2010高円寺阿波踊り(3)  娘たちの夏

娘たちの夏 高円寺の夏