クラッシュ!

 
先日家に帰ってパソコンを立ち上げると、アイコン類の背景にあるはずのデスクトップ画像が表示されない。
画像を格納している外付けハードディスクをクリックすると、「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」というメッセージが出る。

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ハードディスクは壊れ物と聞いていたが、とうとう私のところでも回ってきた。
このままではこのディスクに貯めた最近の写真は全滅だ。

データ復活用のソフトがあることは知っていたが、どれを選べばいいか全くわからない。
ネットの評価もまちまちで、ある人が感謝を述べているかと思えば、
全く使えないという評価もある。
買っても復旧できないのじゃしょうがない。

調べて行くと、復旧ソフトにはトライアル版があり、ハードディスクの中身を
確認する機能を提供している。
存在が確認できるデータ(ファイル)は、正式版で復旧できる可能性が高いはず。
すなわちトライアル版で見えるファイル数が多いものを買えばいい。

たくさんの復旧ソフトの中からまずPandorRecoveryと「USBメモリのセキュリティ」を
選んで試してみるが、ディスクが壊れているといったメッセージしか出てこない。
次にブログで紹介されていた「ファイナルデータ特別復元版」を試す。
延々4時間ほどディスクをチェックしたのち、.....
おおっ!ファイルの名前が並んでいるではないか。
ディレクトリ情報は消えたが、データは無事なのだ。

ここで正式版を買おうかと思ったが、ファイルの数が少ないのが気になった。
あるはずのファイルが見当たらない。
このソフトの復元力はイマイチなのかもしれない。

そこでもう一つ検索で引っかかったFileScavengerを試した。
早い!あっという間にファイル名が出てくる。
ほとんどのファイルを認識しているようだ。
ファイルの階層構造もちゃんと認識する。
アメリカのメーカだが、ホームページはちゃんと日本語化されており、
サポート情報が充実している。信頼できそうだ。
値段も5000円台と一番安い。


これを買うことに決めてダウンロードし、復元を開始した。
それから待つこと7時間、本日の夕方回収作業が終わった。
まだ全部のファイルを確かめた訳ではないが、ほとんどのファイルは
復活したようだ。
開けないファイルも多少あるが、ここまで復旧できたら御の字だ。

どうやら今回の被害はわずかで済んだようが、ハードディスクを使う限り、
ディスクエラーのリスクは避けられない。
今後も写真はたまる一方だし、何か抜本的な対策が必要だ。

ハードディスクを多重化して常にバックアップをとっておくのも
有効な手段だが、ディクが同時に飛んでしまう危険もあるし、
ストレジの状態に注意を払い続けるのも面倒だ。

FlickrGoogleには有料だが大量の写真ストレジサービスがある。
写真をクラウドにあずけることを真面目に考えるべきだろうか。