2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

島田荘司 「写楽 閉じた国の幻」

写楽探しを題材にした680ページを超える大冊小説である。 現在、写楽の正体を決定付けるような証拠はないが、太田南畝の著書など から阿波藩の能役者斎藤十郎兵衛説が有力と考えられている。 作者はこれを否定し、新説を唱える。 十郎兵衛の周りには絵を…

卒寿のアルバム

卒寿の記念に花のアルバムを作って皆に送りたい、でも写真の枚数が 足りないんだよ、今年は暑くてどこにも行けなかったからね、と父が言う。 じゃあということで南足柄に芙蓉だとか彼岸花を撮りに二人で出かけた。 今年の彼岸花は開花が遅れ気味らしく、やっ…

ミニ棚田の秋

東京都町田市の北西部小野路の谷津に小さな棚田があります。 田んぼでは稲が色づき、トンボが飛び交っています。 谷津の奥の棚田はもうしばらく使っていない様子で、 土手の形が崩れかけています。 伊豆や千葉の棚田では農業ボランティアがはやっているそう…

芙蓉咲く

南足柄市千津島の農道沿いで芙蓉の花が咲き始めました。 芙蓉の白は気品があります。 ピンクも美しい。 初秋の空に向かってすくっと伸びる立ち姿も 見事です。

松井今朝子 「そろそろ旅に」

青年期から東海道中膝栗毛を出す直前までの十辺舎一九を描いている。 一九は洒脱な性格で、画才・文才にも恵まれている。 常に人に愛され、女に惚れられるが、一か所に落ち着くことができない。 故郷静岡を捨て、大阪町奉行の寵臣、材木問屋の婿、江戸では質…

2010高円寺阿波踊り(4)  フィナーレ

9時が近づくと、踊りが一段と熱を帯びる。 「連」が一続きに繋がり、観客が踊りに混じり始める。 今年も高円寺の阿波踊りがこうして幕を閉じていった。

2010高円寺阿波踊り(4)  男たちの夏

男たちを並べてみると、やっぱり地味ですね。 YouTubeで探した動画で、せめての景気付けを。