2010-01-01から1年間の記事一覧

2010高円寺阿波踊り(2)

祭りが始まった. 踊り手の体にその喜びがあふれている。 男たちも 娘たちも 子供達も 怪し(くない)人たちも 熟年の人も みんなはじけるように踊っている。

2010高円寺阿波踊り (1)

東京の夏の最後を飾る高円寺の阿波踊りが昨日と今日開かれている、 会場は南北に走る二つの通り沿いに並んでいる。 「連」と呼ばれる踊り手集団は、その会場を回っていく。 広い会場のどこに陣取るか悩ましいが、 今年は踊りのスタート地点の一つを選んだ。 …

湖に浮かぶヨット

湖の岸辺を静かに滑っていくヨット。 湖面に揺れる白い帆影。 ン? ヨットに人の姿がない。 湖面に落下? ハハハ、 我ながらへたな台詞。 ここに見えているヨットはリモコン操作の模型ヨットです。 石神井公園では日曜日になると年配のおじさんたちが集まっ…

栗林慧 「The Moment」(1991年出版)

皆さん、動物や植物のこんな姿、見たことがありますか? セミがオシッコを発射する瞬間 鳳仙花がはじる一瞬 空に飛び立ったバッタ 知識としては知っているけれど、一度も見たことのない姿の数々、 我々の目ではとらえきれない一瞬の姿を、あざやかに写し撮っ…

広重名所江戸百景 第77景「鉄砲洲稲荷橋湊神社」

霊岸島南端の潮位観測所の付近から、隅田川下流を見ると、 広々とした風景が広がる。 写真1 右側は鉄砲洲、左側は石川島・佃島、右下に向かって亀島川が伸びている。 この辺りで隅田川は江戸湊とも呼ばれ、物資運搬用の大型船が 錨をおろす江戸の玄関口であ…

海抜0m  広重ツアーより。

山の高さは海抜1000mという風に海面からの高さで表現することは 誰でも知っている。 でも海の高さは潮の満ち干や気圧によって変化する。 東京と鹿児島の海面の高さは同じ時刻に同じ高さだと言えるだろうか。 子供の頃から不思議だなあと思っていたが、…

季節

お盆も過ぎたけど、練馬の暑さは半端じゃない。 一昨日は38度を超えた。 東京23区の中で一番暑い。 連日のようにテレビニュースに登場している。 それでも早朝の三宝寺池の周りには、秋の気配も。 ガマの穂 サワギキョウ 氷川神社の神田(しんでん)の稲 秋…

北関東から東京に戻ってくると暑さがこたえる。 台風が通り過ぎた後、特に蒸し暑くなった。 それでも、町でみかける子供達は元気だ。 噴水の勢いがちょっと怖いけど、 思い切って手を伸ばす。 馬乗りに成功 エヘヘ 水飲んじゃった 長いと思った夏休みもあっ…

夏休み(3) -蓮華

この時期一番大変なのは庭の手入れだ。 小さな庭に雑草がはびこり、庭木が枝を伸ばす。 露地はジョレンでがりがりやるが、芝生や花の植わっている所では 手で抜くしかない。 (常陸太田市 親沢親水公園。以下同) いつもはひと月に一回は手入れをしているの…

夏休み(2) 早朝の海岸

朝早く、カミさんと海岸に散歩に出かける。 波打ち際に寄せる波は穏やかで、クリームのような泡が 生まれては消えていく。 海水浴客で賑わうこの海岸も、この時間はまだ 波待ちサーファーがいるだけだ。 遠くの岬が霞みに包まれている。 今年の海は暖かいの…

夏休み (1) - 朝焼け

ここ何年か、夏休みになると北関東の自宅に戻って過ごすことが多い。 東京に比べると最高気温で2-3°低く、夜ともなると肌寒く感じることもある。 子供を軽井沢に連れて行っても、家と同じじゃん、などと言われたものである。 ということで、今年も3日ほど自…

石神井公園の灯篭流し

石神井に住むようになって7年になりますが、石神井公園の 灯篭流しを見る機会はありませんでした。 一回は見たいよねという家族の意見もあって、夏休み恒例の 東京脱出を一日遅らせることにしました。 7時頃、花火が上がって、灯篭流しが始まりました。 池…

「百万灯」川越夏祭り (2)

今回は涼しそうな写真をアップします。 氷柱の前を動かない少年。 風鈴を選ぶ少女。 そして炎天下の浴衣姿。 暑さを感じさせない見事な着こなしですね。 粋筋のお姉さんたちでしょうか。

「百万灯」川越夏祭り(1)

「百万灯」という響きに誘われて、日曜日、川越夏祭りに行ってきました。 御覧のように提灯を縦に並べたものが通りの両側に並んでいますが、 やや期待外れ。 秋田の竿灯並みにとは言いませんが、もうちょっと工夫があっていいかも。 それでも夕方になると、…

石神井の朝霧

早朝散歩に出かけると、三宝寺池に朝霧が立ち込めていました。 昨日、石神井では激しい夕立が降りました。 雨水によって池の水温が下がり、それに触れた空気中の水蒸気が 結露して霧になったのでしょう。 来週末には北関東の我が家に久しぶりに戻ることにし…

災難は忘れたころにやってくる

先週末、家の階段で足を滑らせてずり落ちてしまった。 たぶん5-6段は滑っただろう。 足を滑らせる前のことはいまひとつはっきりしないが、下を見ずに トントンと降りていたように思う。 足を滑らせて宙に浮いた瞬間の感覚はくっきり記憶に残っている。 そ…

岩合光昭 「サバンナからの手紙」

この写真集には1982年から2年間、タンザニアのセレンゲティ国立公園で 撮った動物の写真が集められている。 写真集の最初の写真はライオンがヌーに襲いかかる直前の写真である。 全力で追いすがるライオンの迫力と、最後に振り返って懸命の反撃の姿勢を…

山の手入れ

昔々、父が手に入れた小さな山林があります。 先日、年老いた父の代理で秋田の山奥まで出かけてきました。 山の状態を見て、森林組合と間伐のやりかたを相談するためです。 太いものは幹回りが2mを超えるものもあります。 でもしばらく枝打ちをやっていな…

夕焼け

昨日の夕方、仕事帰りの車窓から晴れ間が広がっていくのが見えました。 家に帰ると、急いでカメラを持って石神井公園に出かけました。 やっぱり自然は美しいですね。

「つばくろ越え」 志水辰夫

シミタツこと志水辰夫の「つばくろ越え」が読ませる。 「つばくろ越え」には飛脚問屋「蓬莱屋」シリーズとして、 表題作のほか、「出直し街道」、「長い道草」「彼岸の旅」の 4話が収められている。 荷物は普通、継ぎ飛脚(問屋間をリレー式に送る)によって…

秋田からの花通信 その3

従弟の畑にはほかにもいろいろな花が咲いています。 これはアルストロメリア。 花屋さんでも普通に見られる花だそうです。 シラナカッタ。 撫子はさすがにわかります。 畑の真ん中にネギボウズに似たものがあります。 薄いピンク色で、背丈も普通のネギボウ…

見慣れぬ花 (秋田の畑から 2)

畑の中に八つ手のような大きな葉っぱが広がっています。 カボチャに似た花が咲いています。 でも実はキュウリに似ているし… 聞いてビックリ、これはズッキーニです。 姿かたちから、キュウリのように蔓にぶらさがっているとばかり思ってました。 ぜんぜん違…

朝のユリ

何年かぶりで秋田の親戚を訪ねました。 雨上がりの朝、従弟の育てている花を摘んで、 お墓参りをしてきました。 伯父、祖父母、そして会ったことのない曾祖父母たちが 眠っているところ。 お墓に行くとなぜか伸びやかな気持ちになります。

トラノオの壁紙

三宝寺の池のほとりにオカトラノオが咲いています。 (1200x800) 小さな白い花がたくさん集まって花穂を構成しています。 厳めしい名前がついていますが、一つ一つの花は五弁の可憐な姿をしています。 トラノオには ピンク や、紫、 黄色もあり、い…

昼休みに江戸城をのぞく

昨日は東京でも日中晴れ間が広がったので、 昼休みに皇居まで足をのばしてみました。 大手門、正式には大手高麗門です。 (iPhone で撮影。以下同じ) 大手門は東京駅や丸ノ内のオフィス街に最も近い入り口になります。 この門を入った場所は三の丸があった…

三宝寺池の睡蓮

どんよりとした梅雨空が続いています。 今朝がた、ちょっとだけ薄日がさしたので、三宝寺をグルっと回ってきました。 睡蓮の花が咲き始めています。 紫陽花とか花菖蒲はそろそろ終わりに近づいていますが、 三宝寺の睡蓮はまだしばらく咲き続けます。

上野の黒門を見たこと

江戸の切絵図を見ると上野寛永寺の境内入り口に柵が描かれ、黒門と書かれています。 黒門は彰義隊と薩長の激戦地としてもよく知られています。 薩長軍の圧倒的な火力に包まれて、壊れるか炎上して無くなったものと思っていたのですが、 先日の広重ツアーで、…

都電荒川線の車窓から(3)

荒川線には昭和の車両から新型までいろいろな車両が走っています。 この日、車窓から見かけた車両を、車体番号の順番に並べてみます。 7000形 7000形 7000形は昭和50年代のデザインで、現役として最も古い車両のようです。 7500形 7500…

都電荒川線の車窓から(2)

都電荒川線は三ノ輪から北西の方向に進みます。 沿線にはずっとバラが咲いています。 (荒川区役所付近) (荒川自然公園付近?) 都電は常磐線と交差するあたりから西に進み、飛鳥山にぶつかります。 飛鳥山は江戸の頃からの桜の名所。 飛鳥山をグルリと回…

都電荒川線の車窓から(1)

都内に残った唯一の都電、荒川線。 三ノ輪と早稲田の間を結んでいます。 三ノ輪の駅に電車が到着しました。 三ノ輪は庶民の暮らす街。 アラーキーの故郷。 下町散歩の人気コースでもあります。 電車が折り返し線に入ってきました。 正しくは「三ノ輪橋」駅で…