広重名所江戸百景ツアー 品川宿の巻
京浜急行の青物横丁駅を降り、東(海岸方向)に100mほど歩くと、
旧東海道にぶつかる。
このあたりは南品川と呼ばれ、品川宿の南の入り口にあたる。
交差点に近い品川寺(ほんせんじ)から、北のJR品川駅に向かって歩く。
旧東海道にぶつかる。
このあたりは南品川と呼ばれ、品川宿の南の入り口にあたる。
交差点に近い品川寺(ほんせんじ)から、北のJR品川駅に向かって歩く。
山手通りにぶつかったら、右手を見てみよう。
広重名所江戸百景の「品川すさき」(第83景)でその当時の様子を知ることができる。
(地図の①の方角)
(地図の①の方角)
手前の川は目黒川の河口、川の向こうは洲崎、社は利田(かがた)神社である。
広重は名所江戸百景の中で、土蔵相模に関係する絵をもう一枚描いている。
82景「月の岬」である。(地図の②)
82景「月の岬」である。(地図の②)
品川沖にのぼった仲秋の名月が軒にかかっている。
月見の宴会が終った座敷を月が煌々と照らしている。
左側の遊女は少し見上げるように顔をあげている。
今夜の客と立ち話をしているのか。
右側の立膝の人物にも相方がいるようだ。
宴のあとのほろ酔い気分と月夜の清澄感が見事に描かれている。
月見の宴会が終った座敷を月が煌々と照らしている。
左側の遊女は少し見上げるように顔をあげている。
今夜の客と立ち話をしているのか。
右側の立膝の人物にも相方がいるようだ。
宴のあとのほろ酔い気分と月夜の清澄感が見事に描かれている。
土蔵相模の建物は昭和の頃まで残っていたらしい。
今はマンションに姿を変え、一階にファミマが入っている。
今はマンションに姿を変え、一階にファミマが入っている。
品川宿が海岸ギリギリに延びているのがよくわかる。