日々是好日

懐かしい街(2)

盛岡の祖父母の家は商家の並ぶ通りに面していた。 再開発が進んでしまってほとんど面影は無いが、 近くの紺屋町周辺にはまだ古い町屋が散在している。 (上の橋付近) (茣蓙九) 祖父母の家も近所の家も、通りに面した壁は格子で覆われていた。 ガラス戸を…

懐かしい街(1)

先週末、盛岡の町を半日ゆっくりと歩いた。 (北上川) 盛岡は母の故郷である。 子供の頃、年に数回訪れた。 列車に揺られて1時間半、 私の住んでいた町から見ると盛岡は大都会だった。 駅を降りて祖父母の家にちょっとだけ顔を出し、わずかな小遣いを握っ…

盛岡名物

土曜日盛岡駅を降りると駅前の道路沿いにたくさんの人が出ている。 人並みに交じって見ていると、すぐに馬の行列がやってきた。 盛岡名物、チャグチャグ馬こである。 綺麗に飾りつけた馬に子供を乗せて、次々にやってくる。 100頭近くもいただろうか。 馬…

夏風邪

早々と夏風邪をひいて、ばてている。 木曜日に少しノドが痛いなと思っていたら、次の日は すっかり腫れあがって声も出ない。 クーラのせいか、それとも前日の飲み会のせいか。 我が家では家人もクーラを使うとノドが痛くなるといって、 滅多にスイッチを入れ…

今週の出来事

今週は三女の誕生日があり、次の日長女のところに次男が誕生し、 さらに翌日次女の長男が一歳になった。 つまりこれから毎年、5月になると誕生日が三日間続く。 誕生日ウィークの誕生である。 とっても覚えやすい。 この子たちの誕生日を忘れて怒られるなん…

福島の桜(4/4)

他に訪れる人もいない桜の下で、少年たちに会った。 小学校の5年生か6年生の5人組。 マウンテンバイクに乗ってやってきた。 息をはずませながら、賑やかにおしゃべりをしている。 おしゃべりに誘われて話しかけた。 どこから来たの? この近くだよ。 桜が…

福島の桜(3) 新殿の石割桜

今回の桜巡りでもう一つ楽しみにしていたのが福島市の花見山公園である。 ネットで見ると、桜と梅と桃がちょうど咲き揃っているらしい。 現地に近付くにつれ車の渋滞がひどくなり、やっとたどりついた駐車場では 花見山に向かうバスに長―い列ができている。 …

福島の桜(2) 合戦場の紅枝垂れ桜

滝桜のある田村市と隣の郡山市にはたくさんの有名な桜がある。 今回はそこをパスして、福島市に向かって北上した。 その途中の二本松市には合戦場の紅枝垂れがある。 (上下の写真はクリックで拡大します) この桜は滝桜の孫桜なのだそうだ。 先日アップした…

福島の桜(1) 滝桜

昨年、かみさんと滝桜を見に行ったら、すっかり葉桜になっていた。 今年はそのリベンジということで、先週初めごろから滝桜の開花状況を 連日チェックしていた。 土曜日に8分咲きという情報があったので、日曜日に行きたかったが、 例の広重名所江戸百景め…

椿

横浜の実家の庭に、何本か大きな椿がある。 父が長年丹精をこめて育ててきた。 崑崙黒(こんろんこく) この季節になると、母はこれを玄関の一輪挿しに活ける。 黒みがかった深い赤は玄関の静謐を飾るにふさわしい。 五色散り椿 京都のお寺で分けていただい…

最後の卒業式

下の娘の卒業式があった。 子供の卒業式はこれが最後になるので、休みをとって かみさんと出かけた。 卒業式といっても、式はひとつではない。 大学としての卒業式、学部の卒業式、ゼミの送る会と続き、 半日がかりである。 途中で帰るつもりだったが、ずる…

寝る前にはしゃいでいたら

寝る前にふとんの上ではしゃいでいたら、 ママに捕まって、大嫌いな歯磨きだ。 レンクン、ハミガキ、ヤダ レンクンは2才を過ぎて、3ワードの話が出来るようになった。

アクロスザユニバース

久しぶりにビートルズを聞いている。 といってもCDではなく、YouTubeで。 音はCDに比べると劣るが、始めて聞く音源や映像もあって CDとは違った面白さがある。 This Boy の映像に出てくるメンバの若いこと。 ジョンはおちついて堂々たるものだが、年下のマッ…

男の子の遊び

自分の子供はみな女の子だったけれど、 孫二人は男の子で、三人目も男のようです。 結果的に男女の比率が保たれているということなのだろうけど、 不思議なものです。 一番上のRは今月2才になりました。 いろいろなものに興味が出始め、遊びの種類も増えて…

仕事納め

今年の12月はなにかと気忙しい一ヶ月でした。 会議や出張はいつものことですが、さぼってきた宿題が溜まって アップアップ状態、そこに飲み会が重なってしまったのが原因。 長年の習性で、誘われれば原則として断りません。 飲み会となると、いつもより早…

雪の福島

月曜日、福島まで出張に行った。 宇都宮を過ぎたあたりで、雲が空を覆い始め、 山裾の田んぼの上にまで降りてきた。 じっと目を凝らして見ると、それは雲ではなく、 雪が降っているのだった。 今年はじめて見る雪。 列車が北に進むにつれ、木々の枝は雪をま…

鴨鍋

師走には忘年会がつきものだが、今年はスタートが早い。 12月に入る前から始まっている。 先週は水木金と続いて、いささか疲れた。 木曜日はJR浅草橋駅近くの蕎麦屋「あさだ」に行った。 仕事仲間が学会表彰を受けたので、そのお祝いを兼ねた 忘年会である。…

菊の楽しみ

菊はどうやって増えるのか、植えた覚えのない花が いつの間にか庭に咲いていたりする。 実家の庭でも、母の育てている菊に混じって 外からの菊が咲いていた。 上がもとから庭にあった菊、下が外からの菊。 菊は花や匂いを楽しむだけでなく、食べてもうまい。…

八幡平・十和田(5) - 黄金色に輝くブナ林

十和田湖畔の滝ノ沢展望台から、東北自動車道の黒石インターに向かった。 方角としては先ほど見た浄法寺平の方角になる。 小さな川に沿って道を下っていくと、あたりの景色が変わりはじめた。 回りの木々が文字どうり黄金色に輝いている。 「これこれ、これ…

八幡平・十和田(4)- 紅葉の海

八幡平・十和田(4)- 紅葉の樹海 船を下りて今回の旅の一番の目的地、奥入瀬に向かったが、 この日(27日)はまだ色づき始めたばかり。 記憶の中にある黄色に染まった奥入瀬をかみさんに見せることはできなかった。 残念。 まだ時間もたっぷりあるので、…

八幡平十和田の紅葉(2) - 藤七温泉付近

八幡平の頂上(茶臼岳)付近の紅葉は終り、 中腹から山麓にかけてが見頃だ。 頂上から藤七温泉に向かって降りていくと、 山腹が色鮮やかに変わっていく。 藤七温泉の少し下に、全山真っ赤に染まった山があった。 西日を受け、モミジがいっそう鮮やかさを増し…

八幡平十和田の紅葉(1)

紅葉と言えば子供の頃に見た奥入瀬の晩秋を思い出す。 黄色に染め上げられた奥入瀬の話をかみさん相手にしていたら、 じゃあ連れてってよ、という。 何十年ぶりの十和田も悪くは無いな、と 昨日一昨日八幡平から十和田まで回ってきた。 先ず八幡平に向かう。…

土浦の花火大会

今年も10月1日に土浦の花火大会があった。 正式には土浦全国花火競大会。 いつもなら何があっても飛んで行くのだが、 あいにく雨模様、さらに風邪をひいていたので、 カミさんに足止めをくらった。 今年は娘夫婦が子供を連れて合流するという話もあったので …

ロンドンオリンピックの銅メダル

ロンドンオリンピックの女子バレーにおいて、 アタッカーとして活躍した江畑幸子さんが職場に挨拶回りにきた。 会場には人が溢れ、スマホのシャッター音が響く。 背丈は飛びぬけて高いという訳ではない。 優しそうな顔立ちの普通のお嬢さんである。 どこから…

緑のカーテン

近くの農協でもらってきたゴーヤが少し大きくなってきた。 緑のカーテンで節電、という趣旨で配ったものだ。 普段は草花の手入れなどしないかみさんが、 朝夕にかかさず水やりをやっている。 緑のカーテンというより、破れたすだれだね、と悪口を いっている…

美瑛 夕映え

夕日が傾くころ、美瑛の丘を彩る花は 一段と鮮やかを増した。 谷間の家が夕日で輝く。 Good Bye BIEI

美瑛の丘(2)

美瑛の丘にはトウモロコシ、ジャガイモ、 麦などの畑が広がっている。 そして麦畑では麦秋の季節が始まっている。

美瑛の丘(1)

北海道の三日目は素晴らしい天気に恵まれ、 終日美瑛の丘巡りをした。 (クリックで拡大します)

富良野(その3) - 夕張メロン&十勝

ラフティングのあと、仲良くなったインストラクタに メロンをごちそうになる。 これがでかくて、甘くて、ジューシーで、 絹のようになめらかに喉を滑り落ちていく。 やさしい匂いが嗅覚を刺激する。 今まで食べたメロンと全くメロンが違う。 (食べるのに夢…

富良野(その2) -ラフティング

二日目午前中は南富良野のシーソラプチ川でラフティング。 リゾート地のトマムの近く、落合という地区の上流部である。 前日の大雨による増水も無く、空もからりと晴れて、 絶好のラフティング日和となった。 インストラクターと我が家三人を乗せたゴムボー…