椿

 

横浜の実家の庭に、何本か大きな椿がある。
父が長年丹精をこめて育ててきた。


崑崙黒(こんろんこく)
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この季節になると、母はこれを玄関の一輪挿しに活ける。

黒みがかった深い赤は玄関の静謐を飾るにふさわしい。




五色散り椿
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京都のお寺で分けていただいた苗木が大きく育った。
父自慢の一品である。




伯州
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これはお茶の先生にいただいた苗木から育てた。
ただ我が家の伯州は何年か前に枯れてしまった。
この木から落ちた種が隣の庭で芽を吹き、塀際で花を咲かせている。