2011-01-01から1年間の記事一覧

訃報

8月の終わりに 「ジョブスの引退 - 一つの時代の終わり(1)」を書いた時は、 こんなに早く訃報を聞くことになるなんて考えてもみなかった。 続きを書こうと思って「(1)」としたのだけれど、忙しさを口実に 結局放っておいた。 そして本当に時代は終わ…

新米の匂い

10月になった。 北関東の自宅に帰ったついでに、近くの棚田にでかけた。 田んぼは、すっかり稲刈りが終っていた。 急傾斜地にあるこの田んぼでも、天日干しが始まっている。 近くの直販所でごちそうになったおにぎりは、いつもとかわらず 甘くてやさしい匂…

休日シフトの終了

変則休日の昨日夕方、三宝寺池の周りを歩いた。 夏の間姿を消していたサギがまた池に戻っていた。 7月から続いてきた休日シフトも今月で終わる。 平日に休むのはちょっとペースが狂ったが、 平日の公園は人が少なくてよかったし、 土日の都心散歩や自転車通…

移動の自由

一ヶ月前はまだ移動ができなくて、ワーワー文句を言ってた君が、 いまじゃ部屋中どこにでも行けるようになった。 そして目に付いたものがあればそこまで這いずって行って、 手と口で確かめることができる。 君を見ていると、好奇心や欲望を満たすのに「移動…

auのiPhone

昨日からネットも新聞も「auからiPhoneが出る」という話で大騒ぎになっている。 auもアップルもノーコメントと言っているが、どうやら出るのは確かなようだ。 [先日も書いたように今月末でソフトバンクの2年縛りが解ける。 報道の通りならauへの乗り換えも…

台風一過

台風15号が通り過ぎた。 石神井公園の上空には、いつにもまして鮮やかな青空が広がっている。 池の周りの林に足を踏み入れると、折れた枝があちこちに散らばっている。 池のほとりでは風に強いはずの柳の枝が折れている。 昨日の帰宅時にはもう風はやんで…

自転車通勤その後

あれから週に1回か2回は自転車で通勤している。 走るコースはその日の気分で多少変わる。 先週土曜日は新青梅街道を真っすぐ進んで、西落合のあたりで右折し、 いったん南下したあと、すぐ新目白通りに入って、早大の裏を走った。 このあたりでは運が良けれ…

仲秋の名月

今日は飲み会をさぼって早めに帰宅し、かみさんと三宝寺池の 周りを歩いた。 今日は仲秋の日、空にはぽっかりと月が浮かんでいる。 靄がかかっているせいか、それともカメラ性能のせいか、 少しぼやけてはいるが、久しぶりにいい月を見た。 東京に出てきてか…

iPhoneの機種交換

機種交換の時期 iPhoneを使い始めてもうすぐ2年になる。 9月下旬に契約更新月を迎える。 一ヶ月以内に手続きをやらないと、2年縛りの契約が自動発行されてしまうらしい。 電池もちょっとヘタッテきているようだし、カメラ機能もプアだし、 現在の機種をあと2…

ヤマニ裏地店の「附属」ってなに?

はじめまして。 ヤマニ裏地店の看板には「附属のことならなんでもOK」って 書いてあります。 着物の襟だとか裏地のことを附属というらしいですね。 そんなことが面白くて、先日ブログに書いたばかりです。

「多二のおばあちゃんの昔ばなし」

「西平の神田探偵団」というサイトがある。 ここに「多ニのおばあちゃんの昔話」というインタビュー記事が載っている。 これがたいへん面白い。 多ニとは神田多町二丁目、かって神田市場があった場所だ。 大正6年生まれのおばあちゃんが昔の町の様子を語って…

高円寺阿波踊り2011 (その2)

(画像枚数が多くなるとアップロードがうまくいかず、 何回かに分けてアップします。 1枚の容量200kB以下なんですけどね)

高円寺阿波踊り 2011 Photo (その1)

(画像枚数が多くなるとアップロードがうまくいかず、 何回かに分けてアップします。 1枚の容量200kB以下なんですけどね)

休日シフトの余禄 (その2)

自転車通勤の帰り道は緩やかな登り道となっている。 一気に石神井まで戻るのは大変なので、寄り道をすることにした。 ちょうどこの日は高円寺の阿波踊りがある。 高円寺は帰路の2/3の位置にあるので、休憩をかねて見物ができる。 これぞまさしく一石二鳥…

休日シフトの余禄 (その1)

休日シフトにより、7月から土日出勤になっている。 車の少ない土日なら、石神井から都心のオフィスまで自転車出勤が できるかもしれない、一度はトライしてみようとずっと考えていた。 7月は猛暑、その後は天候不順でなかなかチャンスがなかったが、 この日…

ジョブスの引退 - 一つの時代の終わり(1)

昨日の午前中、ジョブス引退のニュースがネットに流れた。 取締役会に宛てたジョブスの手紙であり、間違いはないらしい。 ここ数年はガン治療や肝臓移植のために休職を繰り返していた。 皆が恐れ、覚悟していたことがとうとう現実になったのだ。 ネットには…

水口博也 「巨鯨」

空中にジャンプする巨体、跳ね上がるしぶき、 ご存知水口博也の初期の作品集である。 (いずれも部分) いまさらながらではあるが、美しい写真集である。 近くの図書館で借りだし、この夏休みの間、繰り返し たのしませてもらった。 なお水口博也の最新の活…

海岸線

東京は今日も朝から熱い。 夏休みを過ごした北関東の家には海風が吹き抜けていた。 休暇中に、近くの海岸に出かけて驚いた。 海岸の遊歩道から見下ろすと、目の前に広がっているはずの砂浜がない。 波が遊歩道のすぐ下まで押し寄せている。 去年の夏休みにと…

始めての海

夏休みを過ごしていた北関東の家に娘夫婦が遊びに来た。 正月に生まれた子供もだいぶ人間らしくなってきた。 海を見せたいと言うので、夕方、海岸に出かけた。 始めての海。 小さな目を見開いてじっと見ている。 この瞬間、海と波は彼の中に何を刻みつけてい…

棚田の朝靄

猛暑の続く東京を脱出し、北関東の家で夏休みを過ごした。 早朝、車を走らせると、山あいの棚田に靄がかかっていた。 棚田を登っていくと、畦に石碑が見える。 田之神、大正4年に之を建てると刻まれている。 谷にはコメの匂いが広がっている。 ラジオでは県…

朝の散歩(5) まだ神田多町

うだるような暑さが続いている。 それでも朝方はまだ夜の冷気がいくぶん残っている。 ビルの日陰をたどるようにして、神田の通勤散歩を続けている。 多町の脇道に和服の裏地の専門店がある。 「附属のことならなんでもOK」というコピー、門外漢には謎。 気に…

朝の散歩(4) 神田多町

多町を歩いていると、こんな標識がありました。 見上げると弓矢の看板が出ています。 ここは弓矢の専門店です。 窓越しに矢がびっしり並んでいるのが見えます。

ばけつ豆腐

このところ涼しい日が続いていたので、朝の通勤散歩も 復活しています。 今回は淡路町から神田駅に向かう途中にある小さな豆腐屋。 普段は、入り口に気の強そうなおばさんがいて、 中を覗こうものならジロリとにらまれます。 ましてカメラを向けるなど論外。…

神楽坂の阿波踊り(3)  ハイライト

連はすこしづつ移動しながら、踊りを続ける。 終盤近くになってその流れが止まると、今までとは違った 踊りを見せてくれる。 この夜は新粋連という連が目の前で演じた。 やがて男女がペアになって踊りはじめた。 男は地面にしゃがみようなかっこうで踊り、 …

神楽坂の阿波踊り(2)

神楽坂の阿波踊り(2) 一週間も間隔が空いてしまったが、神楽坂の続きである。 7時過ぎから早稲田通り沿いで一斉に踊りが始まった。 20数連が次々に回ってくる。 吉祥寺より少ないが、十分賑やかで、盛り上がっている。 阿波踊りはなんといっても女性が…

神楽坂の阿波踊り(1)

今年は夏祭りが自粛ムードだというが、それでもあちこちで始まっている。 休日シフトを活かして金曜日に神楽坂の夏祭りに出かけた。 前の日はホウズキ市で、この日は阿波踊り。 神楽坂で阿波踊り?という声も聞こえてきそうだが、老若男女が参加できて、 み…

朝の散歩(その3)―神田多町界隈(2)

このところ強烈な暑さだったり、台風の余波だったりで、神田界隈の朝の散歩は お休み中である。 少しまえにとった写真を使って、せめてバーチャルな散歩でも 続けて見よう。 今回も神田多町二丁目である。 このあたりにはまだ江戸の名残のような商売や昭和レ…

復興の足取り

自宅のある北関東の港町も震災でおおきな被害を受けた。 あれから4カ月が過ぎ、復興は進んでいるのだろうか? 休日シフトに合わせて帰省し、早朝港に出かけた。 ガレキはかたずいたが、岸壁はまだひび割れが目立つ。 港に出入りする船の姿もない。 やっぱり…

真崎守の「わたしの手塚治虫体験(一)」

近所の図書館の入り口に「自由にお持ちください」のコーナがある。 ここに並んでいる本や雑誌のことを除籍資料というのだそうだ。 先日、そのコーナーで真崎守の「わたしの手塚治虫体験(一)」を入手した。 奥付を見ると1990年の出版とあるから20年前の本で…

映画 「小川の辺」

封切り日に合わせて映画を見てきた。 藤沢周平原作の「小川の辺」である。 海坂藩士、戌井朔之助は藩政を批判して脱藩した佐久間森衛を討てとの藩命を受ける。 佐久間は剣友であり、妹田鶴の夫でもある。 佐久間に理があることも承知している朔之助は藩命を…