復興の足取り

 
自宅のある北関東の港町も震災でおおきな被害を受けた。
あれから4カ月が過ぎ、復興は進んでいるのだろうか?

休日シフトに合わせて帰省し、早朝港に出かけた。
ガレキはかたずいたが、岸壁はまだひび割れが目立つ。
港に出入りする船の姿もない。

やっぱり駄目かとあきらめかけた頃、小さな船が港に戻ってきた。
イメージ 1

すぐ水揚げが始まった。
イメージ 2

大型のヒラメのようだ。
かさごやあいなめも交じっている。

どこからかおばちゃんが集まってきて、生簀と往復を始める。
イメージ 3

ずいぶん大きいねと声をかけると、安くて駄目だ、なんぼにもならねエーと
言う。


水揚げが終わった船と入れ替わるように、次々に船が戻ってくる。
小さな大漁旗をかかげている船もある。
イメージ 4

イメージ 5


この海は豊かなのだ。
海と共に暮らす漁師もいる。
復興の確かな足音がそこにある。


そして忍び足で近づいてくるもう一つの足音。