石神井駅今昔(その3) 昭和40年代

 
[6] 昭和40年(1965年)
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上の写真の中段が昭和40年の石神井公園駅である。

前回の昭和38年の写真[4]には無かった跨線橋がこの写真に写っている。
この2-3年の間に完成したのだろう。

駅舎はまだ残っているが、駅名を書いた看板は
跨線橋寄りに移されている。
駅の入り口と改札口もこのあたりに移されたと思われる。
その傍証となるのが次の駅中の写真である。


[7] 昭和40年代(1965~)
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改札口の向こう側に切符売り場があり、その左手が駅の入り口になっている。
おそらく駅のプラットホームは改札口の右手方向にある。
駅に入ってきた乗客は、右に折れて改札口を通り、左折してホームに出る。

この動線は明らかに旧駅舎の動線と異なる。
(前回の写真[5]では駅の入り口の真っすぐ奥に改札口が見える)


[8] 昭和40年代
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この写真は跨線橋寄りの場所から西の方角を撮った写真である。
駅名の看板は写真[6]と同じく位置に掲げられており、旧駅舎も残っている。
二つの写真はほぼ同じ時期に撮影されたようだ。

昼過ぎの駅前をたくさんの人が行きかっている。
この写真には高度成長期の活気が息づいている。