東京の大雪

 

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裏日本か、山国の雪景色に見えるこの写真、
東京練馬の雪景色である。
石神井の隣の大泉学園の駅の近く。

茅葺の屋根は雪におおわれ、畑に厚く雪が積もっている。
手前から足跡が続いている。
途中には池のようなものがあり、足跡はそこを
迂回して家の方に向かって続いている。
足跡の深さからみて、少なくとも10cmは積もっている。

東京とは信じられない雪深い景色である。


ネタを明かせば、この写真、大正時代の古い写真なのである。
先日、練馬ふるさと文化館で見かけた。


気象庁のデータを見ると東京でも結構大雪はあるようだ。
一番の積雪記録は1883年(明治16年)2月の46cmである。
1925年(大正14年)も積雪27cmが記録されている
ので、上の写真はその時の風景かもしれない。

ちなみに平成の最大積雪は1994年2月の23cmである。

今日も雪予報だったが、幸い予報ははずれた。