食料が足りない!

被災地では食料や毛布が不足しているという。
鉄道も道路も麻痺しているので、思うようにいかないのだろうが、こういった場面で機能してこそ災害対策システムというものだろう。

自宅がある北関東の町もライフラインが止まり、スーパーやコンビニの食料の棚が空っぽになっているという。
娘の情報網によれば、一日パン一枚で過ごしている人もいるらしい。想像以上に事態は深刻だ。

近くの町に住んでいる知人に食料を届けたいのだが、高速道は閉鎖しているし、一般道も利用を遠慮してくれと報道されている。
頼みの宅配だが、クロネコペリカンも配達停止地域を設けており、知人の町もそこに入っている。万が一に期待していろいろ聞き回ったところ、カンガルー便では配達可能域になっていた。

日曜朝一番に食料を買い出して、朝霞の集荷場まで持参した。
ところが窓口の担当者はもう配達できませんという。理由を聞いてもはっきり言わない。
それでも粘って聞いているうちに、配達拠点にはその日のうちに届けられるが、そこの人手が足りなくて配達できないということが分かった。

配達拠点まで取りに行くという条件で届けてもらえないかと持ちかけると、それならということになった。

そんなこんなで、昨日無事に荷物の受け渡しが終わって、知人からお礼の電話があった。

それにしても北関東でこういう状況だから、甚大な被害を被った東北地方は物資が不足して本当に困っているだろう。
知恵をだし臨機応変に行動すれば、解決できない問題ではないはずだ。
一刻も早く届けて欲しいものだ。