永遠の嘘をついてくれ

 
私にとってタクローは一人聞く歌です。
気心の知れた友人の前なら歌うことも無くは無いのですが、
通常人前でタクローなどとは口にしません。

そんなこんなで、今さらタクローのことを書くのは気恥ずかしいのですが、
何日か前、YouTubeでこの歌を聞いた時にはしびれました。
2006年、つま恋コンサートにおけるタクロー、中島みゆきの共演です。

リンクをはっておきますので、まあお聞きください。
タクロー、みゆき嫌いのかたもだまされたと思って。


これだけ力強いタクローの歌声は久しぶりです。
でも中島みゆきのすばらしいこと。
負けてます。ハイ。
でもこれでいいんです。
タクローとみゆき、そしてバックが一体となってうねるように
進んでいきます。

二人はそれぞれアルバムの中でも歌っています。
でもこのつま恋の歌はまるで別の歌です。
同じ時代を生きてきた人間の連帯感、生きて上で人が失ってはいけない矜持、
そして愛、普段忘れているいろいろな感情を解き放つ、そんな力を持った演奏です。
同じメンバが集まって再演しても決して再現できない一体感、高揚感、空気があります。


それにしても中島みゆき、色っぽい。
ふたりの関係とか、共演にいたるまでのいきさつはネットにもいっぱい出ているので
そちらを見てください。

今回は少し筆がすべってしまいました。
でもたまにはいいか。