奈良へ (2)

山田寺跡から坂を下りていくと春霞の中に畝傍山が見えてきます。
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万葉集の春の野の歌を感じさせるのどかな景色が広がっています。
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間もなく見えてくるこんもりとした丘は、飛鳥坐(あすかにいます)神社。
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名前がいいですね。  飛鳥の里に鎮座する神様。
大和の古い神社の一つですが、村の鎮守様といった風情です。

境内には陰陽石がたくさんあります。
2月に行われるおんだ祭りでは「合体」の所作が行われることでも有名です。

この飛鳥神社から伸びる参道には清潔で美しい佇まいの家が並んでいます。
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その街並みの途中を左折すると、すぐ飛鳥寺
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ここから石舞台、橘寺のあたりはその昔、友人とあるいた場所です。

飛鳥仏や石舞台には見覚えはあるのですが、まわりの風景の記憶は
月日の中で消え去り、ほとんど重なるものがありませんでした。


(注)磐余は通常桜井市から橿原市のあたりまで指す地名です。
桜井駅の南には磐余橋とか石寸(いわれ)山口神社などという地名があって、
狭義にはこの地区を指す場合もあるようです。