奈良へ (1)

1日から3日にかけて奈良の山裾を回ってきました。

初日は東京を6時半に出発し、10時過ぎに桜井に到着、
自転車に乗って磐余の道から飛鳥まで回ってきました。

この道は奈良盆地の南端の山裾にそって南西に伸びています。
6世紀後半、国家権力はこの道の両端にある桜井三輪から飛鳥に
移動しました。
学生の頃一度は歩きたいと思っていた磐余道を、念願かなって
訪ねています。

安倍清明で人気の安倍文殊院を過ぎると道はゆっくりと登り始めます。

この日は暖かく、棚田にも春霞がかかっています。
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こちらでは梅が盛りです。
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白壁が美しい。関東ではあまり見られない風景です。


これはたぶん、れんぎょう。
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この坂を登り切ったあたりに山田廃寺跡があります。
ここは大化の改新で活躍した蘇我山田麻呂が建てたお寺があった場所です。
今は礎石と小さなお堂が残っているだけです。

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ここから坂を下っていくと飛鳥に入ります。  (続く)