神田上水遺構

神田上水は江戸の町々に水を供給するために幕府開設直後に作られましたが、
当時の姿を偲ばせるものはあまり残っていません。

その数少ない遺構が小石川後楽園に残っているというので、
梅見物をかねて、見に行ってきました。

小石川後楽園は元水戸藩上屋敷のあったところ。

これが屋敷への取り込み口あたりです。
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こちらは庭園の中ほど。
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大江戸の水源としては、幅が狭いですね。
当時はもっと滔々と流れていたのでしょうが、それにしても狭い。
たぶん、水は今よりずっと貴重なもので、江戸の住民は大事に大事に
使っていたのではないかと思います。

と昔におもいはせつつ、梅林に向かうとたくさんの人出で賑わっていました。
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(注)この神田上水ができてから60年ぐらいすると、水不足が顕著になり、
   新たに玉川上水が作られています。