桜満開前線

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日曜日、かみさんと一緒に野川から神代植物園を回ってきた。
薄曇で花冷えの一日だったが、午前中は時折薄日も差し、
まあまあの花見ができた。

神代植物園の桜では神代曙という桜の人気が高い。
こぶりの桜だが、樹形がよい。江戸彼岸桜と染井吉野の雑種とかで、
濃い紅色のダマと薄いピンクのダマが交じり合って
あでやかだ。

写真はその近くのシダレザクラを写したもの。
紅しだれはまだ開花前だが、薄いピンクの枝垂れが雪のように
重なって、すばらしい。
寒さを忘れて写真をとっていたら、腰痛からの病み上がりのかみさんに
文句を言われてしまった。
(写真の中でカメラを構えている女性はかみさんではない。
 念のため)

アーモンドの花というのも始めて見た。
梅のような樹形で染井吉野より少し濃いピンク色の花を
つけていた。

今年の桜を見ていると場所によって満開のところとまだ咲き始め
のところがはっきり分かれているような気がする。
野川も東八道路沿いや近くの府中免許試験所は満開だったが、
公園の川沿いはまだ咲いていない木が多い。
来週末もまだ東京の桜を見られそうな気がするが、それでも
桜の満開前線は奥秩父や山梨のほうまで行ってしまうのだろう。