黄昏のビギン

黄昏のビギン

 

土曜日の深夜、ウィスキを舐めながらYOUTUBEをクロール中に

この歌に出会った。

 


 

加藤和彦が気持ちよさそうに歌っている。

加藤最晩年の映像のようだ。

 

それにしても洒落た歌である。

都会の夕暮れ、街角に降る暖かな雨。

アコーディオンのやさしい調べの中を、若い二人は

たゆたうように歩む。

 

作詞永六輔、作曲中村八大。

加藤の都会的なセンスが重なって、素敵な歌になっている。

 

 

 

同じページにちあきなおみの黄昏ビギンのリンクあったのでそれもチェック。

 


 

 

甘く、つややかで、抑制の効いた歌声。

時間がゆったりと流れていく。

 

素晴らしい。

 

現役当時のちあきの姿はブラウン管の中で何度も目にしているが、

こんなに素敵な歌手だとは知らなかった。

いっぺんにファンになってしまった。


 

 (注)この歌はもともと水原弘の「黒い落ち葉」という売れなかった

  レコードのB面の曲だった。

  ちあきがカバーして知られるようになった。
  永によると、作詞も中村八大がやっちゃった、とのこと。