パーティションの引っ越し騒動

 

パソコンで写真管理を始めたのは7-8年前になると思う。
その頃写真管理ソフトといえばiPhotoPicasaだったが、
Picasaのほうが軽快で使いやすかった。
それ以来ずっと、写真管理はiMac +windows on bootcamp + Picasaでやっている。

ただwindowsに割り当てた内蔵HDDのサイズ(パーティション)が少し小さすぎた。
写真は外付けHDDに格納はしているが、ちょっとしたソフトを追加したり、
重い処理をしたりすると、内蔵HDDの容量が足りなくなってしまう。
そのたびにHDDのクリーン化だとか、データの削除だとか、なにかと煩わしい。


ということで昨日HDDのパーティションサイズの変更にチャレンジした。

ネットを見るとbootcamp環境のパーティション変更にはwinCloneを使うのがお勧めらしい。ただbootcamp環境を外付けのHDDにバックアップしたり、それを戻すとか、結構面倒である。

もう少し調べていくと、世の面倒くさがり屋のためのソフトとしてcampTuneという
ソフトがあるのが分かった。
宣伝文句にはバックアップ不要、パーテションサイズをマウスでドラッグするだけでOKとある。


さっそくcampTuneをネットで購入し、マニュアルを開く。

ウン?
操作の前にMac側とWindows 側のディスクのエラーチェックをやれ?
そんなのやったことがないけど、マニュアルに手順が書いてあるので、
まあいいかと始める。

延々と時間がかかる。
小説を読みながら、時々画面を進捗をチェックする。
朝始めた作業が終わったのが昼過ぎ。


そしていよいよ本番のパーティションの変更。

イメージ 1
(マニュアルから引用。以下同)

マウスでMacとWinの割り当てサイズを変更すると、処理が始まる。
領域移動に伴って、HDDフォーマットの変更やら、データ移動やらが
あるはずなので、時間はかかることは予想していたが、これがめちゃくちゃ
長い。

進捗バーが止まったまま、ピクリとも動かない。
2時間たっても3時間たっても進まない。

画面には途中で処理をやめると、元に戻せなくなるという恐ろしげな
警告が表示されている。


このソフトを選んだのが失敗だったかなと思いながら夕飯を食べ、パソコンに戻ると
進捗バーが消え、別の画面に変わっている。

イメージ 2

やれやれ生きていたか、とホッとしたが、この画面もいつまでたっても
変わらない。

画面中央には処理中を示すメッセージが出ているが、画面の左下には
「変更するにはカギをクリックします」とある。

処理をやっているのか、ユザーのクリックを待っているのか、
よく分からない。
マニュアルにはクリックが必要だなんて書いていない。
クリックしても問題ないのだろうか?

不安はあったが、進捗が見えないので、解錠して処理を進めることにした。
解錠してしばらくするとまた鎖錠になる。また解錠する。
そんなことを4-5回繰り返しているうちに、夜の11時過ぎになって、ようやく
次の画面が表示された。

イメージ 3

ほぼ丸一日かかって、ようやくゴールに辿りついた。
解錠が必要だったかどうかは今もって謎だが、
なにはともあれ、無事完了した。

今朝マニュアル最後の御要求である、メモリエラーチェックをやって、
全ての処理が終わった。
Windows on bootcampのパーテションサイズも大きくなり、当面
困る事は無いだろう。


甘い宣伝文句には罠がある(w)。
それに引っかかった私が馬鹿なのだけれど、
一日がかりのこんな作業、二度とやりたくない。