Floating World
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/svsv/20191007/20191007155133.jpg)
この建物の中にある美術館で「浮世絵 Floating World 珠玉の斎藤コレクション」が開かれている。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/svsv/20191007/20191007155136.jpg)
「富嶽三十六景」をずっと眺め渡してみると、「青」「藍」が目につく。
「神奈川沖波裏」の海の色、「凱風快晴」の空はもちろん、「駿州江尻」「甲州石班澤」など
ほとんど青一色と言ってもいい作品が並んでいる。
「神奈川沖波裏」の海の色、「凱風快晴」の空はもちろん、「駿州江尻」「甲州石班澤」など
ほとんど青一色と言ってもいい作品が並んでいる。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/svsv/20191007/20191007155143.jpg)
(同上)
この青は「ベロ藍」といってヨーロッパや中国から輸入された顔料だそうだ。
今で言うとペルシアンブルー、従来の日本の顔料に比べて鮮やかで
美しいグラデーションが出せるので、この時代におおいに流行した。
藍を基調とした絵は藍摺りと呼ばれた。
今で言うとペルシアンブルー、従来の日本の顔料に比べて鮮やかで
美しいグラデーションが出せるので、この時代におおいに流行した。
藍を基調とした絵は藍摺りと呼ばれた。
8月13日からは第三期の展示が始まり、広重の名所江戸百景も展示される。
状態のいい版なら分かると言うから、運が良ければこの目で確かめることが
できるだろう。
できるだろう。