恒例のHDDトラブル

 

連休の前日、画像ビュアソフトのPicasaを使ってカメラ画像を取り込んでいたら、
突然Picasaが画面から消えた。
画像を格納しているHDDをパソコンが認識できなくなっている。

結論から言うと、無事写真を見ることができるようになったのだが、
これからも同じようなトラブルに遭遇する可能性があるので、
経緯をメモとして残しておこう。


【1】原因の究明

以前リカバーに威力を発揮したソフトFileScavengerを使ったり、
ネットを参考にしていろいろ試したが、ソフト的な手段ではどうしても認識できない。
ディスク本体のトラブルか、コントローラ・ケース周りの電気的なトラブルのようだ。

ずいぶん前に、別のコンセプトにつけかえただけでアクセスできるようになったことも
あったが、今回はうまくいかない。

次に別の外付けHDDのACアダプターと交換してみた。
おお、HDDが認識できるではないか。

不具合の原因はACアダプターの単純な故障だった。
ACアダプターが故障するなんて他の家電では経験したことがないが、
パソコンは長時間つけっぱなしにしているので、まあ考えられないわけじゃない。


【2】復旧

メーカのサイトを探すと交換用のアダプターが売っている。
でも3000円近い値段がする。
1TBのHDDが6000円ぐらいで売っているのに、ACアダプターが
その半分近い値段だなんて。

さらにネットを調べていくとHDDケースがACアダプター付きで2000円以下で売られている。
さっそくアキバで購入し、HDDから取り出したディスクをこのケースに差しこむ。

HDDの換装は初めての経験だが、難しいことはない。
あっという間に終わって、パソコンにつなぐと、全ての情報に無事にアクセスできた。

イメージ 1
(サクランボの花。連休中、北関東の自宅にて)



【3】まとめ

1)HDDを使っている限り、いつかはトラブルが発生する。
トラブルへの対応技術を身につけておくことが重要だと改めて感じた。

今回HDDの換装作業をやってみて、中がどんな構造になっているか、
始めて分かった。今後は余計な心配せずに、交換作業ができそうだ。


2)HDD故障によるデータ喪失を避けるには、やはりクラウド利用しかないが、
その費用が問題だ。
例:Google drive 400GBで約2万円/年、1TBで4.5万円/年。

一度あずけると、ずっとこの費用が発生する。
クラウドに完全移行するのはまだ時期尚早だ。

無くなって困るものだけ、無料のクラウド(5GB程度)にアップし、
それ以外のものは外付けHDDで運用することにしよう。