「江戸名所図会」で見る石神井 「江戸名所図会」で見る石神井
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/svsv/20191007/20191007153444.jpg)
三宝寺池の西岸に行ってみる。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/svsv/20191007/20191007153447.jpg)
たしかに弁財天は同じ位置にある。
でも図会の右側にあるような小高い丘や森は見えない。
でも図会の右側にあるような小高い丘や森は見えない。
同じ高さから見れば、図会に書かれたものがすぐ確認できるだろうが、
あいにくこの近くには高い場所も高い建物もない。
あいにくこの近くには高い場所も高い建物もない。
視点を変え、いろいろな高度を試し、仰角も調整してやっとこんな絵をゲットできた。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/svsv/20191007/20191007153451.jpg)
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/svsv/20191007/20191007153456.jpg)
写真では石神井城跡と氷川神社の境界ははっきりししないが、「石神井城跡」
という文字の少し下あたりに、現在でも空堀りの跡が残っており、
その向こうの城址が小高くなっている。
絵図ではそれを強調して小山として描いていることが分かる。
という文字の少し下あたりに、現在でも空堀りの跡が残っており、
その向こうの城址が小高くなっている。
絵図ではそれを強調して小山として描いていることが分かる。
それにしても江戸時代の鳥瞰図はすごい。
地上からの観察だけで、現代の最先端の技術と遜色ない風景を描き、
我々に見せてくれるのだ。
地上からの観察だけで、現代の最先端の技術と遜色ない風景を描き、
我々に見せてくれるのだ。