深津絵里

 

少し前になるが、カミさんと娘にさそわれて、「ステキな金縛り」を見に行った。
深津絵里が失敗続きで首寸前の弁護士を演じる。

首をかけてある殺人事件の弁護を引き受ける。
被告人は、事件のあった時刻には別な場所で幽霊に跨られて
金縛りになっていたと訴えている。

さあどうする。

で、この幽霊を法廷に引っ張り出して、無実を勝ち取るまでの
ドタバタをテンポよく見せる。


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西田敏行が戦国武将の幽霊、中井喜一が検事役)


「笑いと涙」の三谷幸喜の脚本もいいが、やはり深津絵里がうまい。
ドジで自信なさげでひたむきな女性を演じて、余すところがない。



映画を見るのは年に2~3回程度と少ないが、なぜか深津の映画が多い。
博士の愛した数式、悪人、阿修羅の如く、踊る大捜査線シリーズ、・・・。

どこにもいそうな女性を演じて強い印象を残す。
そしてどんな役を演じても、愛すべき女性に見えてくるからたいしたもんだ。


いまさらながら、ホントに類まれな才能をもった女優さんだ。