秩父夜祭

昨日は昼ごろに雨が上がったので、かみさんと見物に出かけた。

５時頃に秩父に着くと、最後尾の山車が街を進んでいる。

しばらくこの山車の後ろを歩いてみた。

途中で、待機中の別の山車を追い抜くと、
互いに牽制するような掛け声が交わされる。

山車は方向転換できないらしい。
右折する時には、いったん大きなテコのようなものを使って
山車の後ろを持ち上げ、車輪の下に何か回転できるようなものをさしはさむ。

山車を水平に戻した後、グルッと回転させる。

秩父夜祭は花火も名物になっている。
町内のあちこちでやっている秩父屋台囃子もいい。

（お囃子の様子は以下で見ることができます：
　　http://www.youtube.com/watch?v=XnbhlLy6P4o　　）

山車は町内をさらに回って、最後に団子坂で祭りのハイライトを向かえる。
団子坂は高低差で５ｍも無いような短い坂だが、あの重そうな山車を引っ張り上げるのは
やはり見ものだろう。

ただ夕方から団子坂周辺は立ち入り禁止になる。
桟敷席という手段が残っているが、ハイライトの時間が１１時過ぎになるので、
宿泊覚悟で無い限り見物は難しい。
ということで今回も団子坂のシーンは無し。

帰りに暖かいソバを食べて、早めに帰ってきたが、それでも家に着いたのは１１時。
やっぱり秩父は遠い。