広重 名所江戸百景めぐり エンディング

 
昨年の4月にスタートした広重「名所江戸百景」ツアーが完了しました。

主催者に感謝をこめて、少しPRをします。
このツアーは東京シティガイドに属する日紫喜チームが主催しています。
全119景を一年、24回で回ります。

広重が描いた地点を訪ね、絵に書かれているもの、意味するものを
丁寧に解説してくれます。
浮世絵の技法や様々な学説の紹介もあり、たいへん勉強になります。
(道の途中には江戸のなごりがいろいろ残っています。
 個人的にはそっちの話のほうが面白かったりするんですけどね(笑))

毎回平均して5か所を回りますが、よほど離れていない限り歩いて回るのが基本です。
5-6kmを3-4時間ほどで回ります。
日曜の12時スタートですので、勤めを持っている人でも参加できます。
(実際には時間が十分にありそうな御婦人が8割です。
 御婦人といっても白髪の目立ち始めたかたがたですけど(笑))

参加費も1年で2万円ですからこの手のツアーとしては驚くほど安い。
内容充実、安い、そして健康にもいい、ということで大人気のツアーです。
毎年抽選で参加者を決定しています。
私も1年目は外れ、2回目の応募で参加することができました。

さて最終回は銀座高島屋を出発し、
広重の住居跡で「第73景 市中繁栄七夕祭」の話を聞き、
京橋では「第76景 京橋竹がし」の痕跡を探し、
東京駅八重洲の南で「第114景 びくにはし雪中」を見て、
国会議事堂に近い霞が関坂上から「第2景 霞かせき」の往時をしのび、
警視庁の前から「第54景 外桜田弁慶堀糀町」を遠望し、
最後に半蔵門近くで「第51景 糀町一丁目山王祭ねり込み」の解説を聞きました。

一年間ほとんど雨も無く、天気にもめぐまれたツアーでした。
この日も素晴らしい天気で、皇居の新緑が輝いていました。

桜田
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最後に、講師の皆さん、1年間どうもありがとうございました。
そしてツアーの皆さん、またどこかでお会いしましょう。