家は無事

 
相方と娘、そして私の三人で、北関東の自宅に戻った。

高速道は50km/hに速度規制されている区間もあるが、
多少段差を感じる程度でほとんど問題がない。

高速道をおりて町に入ると、青ビニールシートで補修した屋根が点々と並んでいる。
やがて我が家が見えてくる。
建物に被害はなさそうだ。

家の周りをぐるっと回ってみる。
物置の扉がはずれかかっている。

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用意した上履きを履いて家の中に入る。
まずは家内が心配していた台所。

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食卓が大きくズレて、床に食器やオーブンが散乱している。
いくつかコップや皿が落ちて壊れている。

居間、客間には異常なし。
風呂場や洗面所のタイルが割れたり、隙間ができたりしているが、被害は軽微。

二階にあがる。

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書斎では本が飛び出し、文房具を入れたガラスの容器が落ちてこなごなになっている。
それでもおもいの外、被害が少ない。
本が全部飛び出すか、本棚ごと倒れているだろうと覚悟していた。

他の部屋もほぼ似たようなもの。
3人で2時間ほどかたずけて、ほぼ元の姿に戻った。


裏の高台に登ってみる。
近隣には補修した屋根が目立つ。

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少し遠見(とおみ)になるが、我が家の屋根には
瓦が落ちたり波打っているところはなさそうだ。
天井に雨漏りの跡もなかったから、たぶん大丈夫だろう。


今は誰も住んでいない家である。
もし被災していたら、修理業者との交渉や立ちあいが必要になる、
どうしようかと心配していたので、正直ほっとした。