平成中村座

浅草では10月から11月にかけて、浅草寺本堂落成50周年として、
いろんな行事が開かれている。
連休中日の浅草寺の境内は大変な人出だった。
イメージ 1 境内

イメージ 2 お賽銭

イメージ 3 七五三のお母さん

時代小説にはしばしば浅草奥山という悪所(歓楽地)が登場する。
浅草寺の北側から西側、「花やしき」の近辺にあったらしい。
浅草寺の境内には平成中村座の小屋が設けられていて、
勘三郎の法界坊をやっていた。
イメージ 4 平成中村座

この小屋があることでなにか浅草がとても魅力的な場になっている。
盛り場につきものの興行、その華やかさや妖しさといったものが
そう感じさせるのだと思う。
11月の公演が終わるとたぶん解体されてしまう。
もったいない。

そういえば東京江戸博物館には中村座の復元模型がある。
ちゃんと瓦屋根が乗っており、正面には櫓が上げられている。
平成中村座を瓦屋根や櫓をもった常設小屋にすると浅草も復活する。