東京モータショウ2015

 
今日からモーターショウの一般公開が始まり、午後から
駆け足で見てきた。

今年も米系メーカの出展は無かったようだが、例年に比べて
人出が多いように感じた。

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先ずはトヨタのメインブース。

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赤い車体が新型プリウス
正面から見るとなかなか精悍な表情である。
また人気が出そうだ。

奥の黄色と手前のグレーの車はコンセプトカー。
過度に「未来」を志向したデザインとは一線を画し、それでいて
ありきたりのデザインから抜け出そうとするトヨタの意思の
ようなものが感じられる。

このデザイン力が新型プリウスにも活かされているのだろう。



日産、ボッシュデンソーなどは自動運転がらみの技術PRに力を入れていた。
2020年頃の実用化を目指しており、公道での走行試験も
各地で始まっているのだそうだ。

キーデバイスは周囲を認識するセンサ、アクチュエータとしての
電動パワステと電動ブレーキ、
そしてインテリジェントな制御ユニット。

センサとアクチュエータ、コントローラぼ三点セットは昔から
自動制御の定番の仕組みであり、特別のものではない。

その意味では5年もあれば技術としてはあるレベルまで行くと思うが、
ユーザや社会の受け入れの準備がそれまでにできるか。
運転の楽しみとの折り合い、機械に100%まかせることへの不安、
といった心理的問題は5年程度では崩れないような気がする。



ドイツ勢・ヨーロッパ勢は時期が時期だけに、抑え気味の演出だった。
それでも長年磨き上げてきたデザイン、それを浦ずける技術力は
分厚い。

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そしてこんな憎い演出も。

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