東京モータショー(1)

 
今日から一般公開が始まるが、ちょっとコネを使って、一足早くのぞいてきた。

イメージ 1


幕張でやっていたころに比べるとこじんまりとした印象だが、それでも去年よりは出店社が多いと言う。



なんと言っても今回のショウの目玉は、トヨタ燃料電池車。

イメージ 2


黄色いのが水素タンク。
その左が燃料電池、ここで電気を起こす。
左端にあるのがインバータとモータで、車の動力を作り出す。
車スタート時には右端の銀色部の畜電池に溜めた電気で走りだす。

数年前は床面いっぱいに燃料電池が並んでいたが、ずいぶんコンパクトになった。
1億円とか言われていた値段も、数100万円台まで下がりそうだと言うから驚きだ。

水素スタンドの整備だとか、乗り越えなければならない課題は多いが、
10年後には燃料電池車を街中で見かけるということになるかもね。



燃料電池車の対抗馬としてあげられるのは電気自動車。
各社で展示されていたが、いまひとつ勢いがない。

やはり航続距離が200km程度しかないのがネックである。
Li電池の容量を2倍3倍に上げる技術開発も行われてはいるが、
すぐに実用化するのは難しい。


アメリカの有力な電気自動車メーカ、テスラ社のブースでは、
電気自動車にはエンジンが無いのでトランクルームに使えます、という
冗談のような展示をやっていた。

イメージ 3


電気自動車はしばらくアゲインストの風と戦うことになる。




ホンダブースは軽のスポーツカーが売りだが、こっちの幻のS360のほうが好き。

イメージ 4



ホンダがカーレースに初参戦した頃の車も展示されている。

イメージ 5


いいな~