「東京窓景」(中野正貴)
ありがちなテーマだけど、この写真集には単なる風景写真とは違う何かがある。
表紙に使われている写真を見てみよう。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/svsv/20191007/20191007151355.jpg)
写真の手前に布団が見える。
部屋は和室だ。
部屋は和室だ。
マンションの一室か、それとビルの管理室か。
どんな人が暮らしているのだろう。
どんな人が暮らしているのだろう。
人工的なオブジェとリアルな生活が同居する空間。
現実歪曲空間。
現実歪曲空間。
外を見るたびにこのオブジェが見えるなんて、うっとうしくはないか。
毎日見ていると気にならなくなるのだろうか。
毎日見ていると気にならなくなるのだろうか。
この写真を見ていると、いろんな想いが次々に湧いてくる。
そんな力をもった写真なのだ。
そんな力をもった写真なのだ。
東京の街並みが時には異国の風景のように、またあるときには非現実的な風景として
次々に現れる。
この写真集にはそんな面白さにあふれた写真集だ。
次々に現れる。
この写真集にはそんな面白さにあふれた写真集だ。