筑波残照

この季節、関東の山々は美しい夕景に包まれます。

先日、常磐線の車窓から見えた筑波山も見事で、
iPhone をパシャパシャしてしまいました。

室内の照明が写りこんだり、木のかげになったり、手ぶれしたりと
失敗作ばかりでしたが、一枚だけ夕焼けに浮かぶ筑波の双耳峯が
写っていました。

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鉄塔の左側に犬の耳のようにピンと立ちあがっているのが
筑波山です。


大江戸名所百景(広重)などの浮世絵を見てますと、この形の筑波が頻繁に登場します。

「王子稲荷の社」
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「深川洲崎十万坪」
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筑波峰は西の富士と並んで江戸風景に無くてはならないシンボルだったんですね。