今週は安定した秋空が続いている。
秋空には柿が似合う。

イメージ 1 常陸太田郊外にて。

この柿は渋柿のようだ。

渋柿を見ると、冬の夜に祖母の家のこたつで食べた柿を思い出す。
ぬるま湯に一晩つけて渋を抜いた柿は、とろとろに柔らかで、
柿の先端に穴を開けてすするようにして食べた。
そして氷のように冷たかった。
二つ食べるとおねしょをするよ、と祖母は笑った。

普通の渋柿に比べて小ぶりで、先細の柿は
なんという種類だったのだろう。