「デジカメに1000万画素はいらない」 たくきよしみつ

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この本のタイトルはあまり本の中身とは関係ない。
確かに1000万画素の話も出てくるが、この本の大半は我々素人が、
デジカメでもう少しましな写真をとるにはどうしたらいいかを解説したものだ。

その中でも基本的な主張は次の「ガバサク流」である。
1)一つのシーンでガバガバといっぱい撮る(フィルム代、現像代はただである)。
  100枚のうちに1枚いい写真があればいい。
2)条件を変えてたくさん撮る。
  ズーム比を変える、自分が動く、別角度から撮る、這いつくばったり万歳をして撮る。
3)あまり三脚に頼らず、手持ちでどんどん写真をとろう。
 (手振れ防止機能のあるカメラではそれを使えばいいし、ない場合でも連写モードを
  使えば、手振れの少ない写真が撮れる)
4)オートブラケットで複数の露出レベルの写真を撮る。(いいものをあとで選ぶ)

たしかに私の場合も、写真を撮る姿勢のどこかには、いいショットを探してはいパチリという
アナログ時代の気持ちが残っている。
もっと気楽にたくさん写真を撮ってみようと思う。